いまサロンは危急存亡の時を迎えています。危急存亡とは、「危難がせまって、現在のまま生き残れるか滅びるかの、せとぎわ」のことを言います。

 決しておおげさなことを言っているのではありません。理容はすでにマイナス成長の坂をころがり始め、美容はマイナス、プラスをくりかえしていますが、新規出店の数からみて売上げはあまり変わらないのですから、実質はマイナス成長です。

 しかも、数少ない黒字を計上しているサロンでも、営業利益率で数%程度。これでは借入金返済にも事欠きますし、社会保険の加入もできません。これが現実です。
経営資源は「ヒト・モノ・カネ」(3大経営資源)といいますが、これに「情報」が加わって久しいのです。すべては正確で質の良い情報をベースにして、経営の方向性を決めるわけです。

 ところが理美容業界に限っては、この情報が大変なクセモノなのです。
業界に流通する情報は目先の情報、枝葉の情報、ジャンク情報、ヒモ付き情報(商材の販売が付いてくる)が多すぎます。そしてこれらの情報はタダで入手できます。ディーラーさんの情報であったり、業界のお仲間からの情報であったりする。つまり、タダなのです(しかしタダほど高いものはないのですが:これは最後の最後に痛い目をして知ることになります)

 その結果がどうなったでしょうか?

 カットは1000円カットなどというふざけた料金が“適正料金”と消費者に意識づけられ、パーマを捨ててカラーに移行した結果、激安のカラー専門店に席巻され、かたや適性料金を掲げるサロンであってもカラーチケットの販売でカラーの単価を著しくダンピングし、ディーラーが主導した店販品の売上げも大手通販サイトに市場を奪われ、サロンでは売れやしません。その他(いや、やめましょう。これ以上はメーカー、ディーラー、サロンという業界三者の批判に終始してしまいますので)、挙げればきりがないのですが、これが業界に流布するタダ情報に踊らされた結果、つまり理美容の技術価値を限りなく貶め、客単価減少、来店周期の長期化、売上げ減少を引き起こしているのです。

 今まではそれもよかったのかもしれません。しかし現在はサロンを取り巻く環境は激変しています。例えば少子高齢化と人口減少です。2040年までに全国の自治体のうちおよそ半分の自治体が人口減少でその行政機能を失う、つまり「消滅可能性都市」と予測されているのです。100%地域密着で地域の住民をお客様として商売しているサロンの影響は甚大です。

 さらに理美容師の志望者激減、競合店の出店ラッシュと安売り店の隆盛、さらに消費税の増税が追い打ちをかけます。
ですから今までのような情報から経営判断すると、命取りになりかねないという“せとぎわ”に追い込まれているのです。かつてはやった皮肉な標語、つまり「赤信号、みんなで渡れば怖くない」。そう、サロン業界は今、「赤信号」状態で、みんなで渡って車に轢(ひ)かれてしまう状態なのです。

 ここで当社は考えました。サロンが正しい経営判断をするための情報源として、正しくて正確な情報を発信しなくてはならないと。雑誌のように、メーカーやディーラーに配慮した開かれた情報ツールではなく、メーカーやディーラーが手にすることはできない、サロンだけが手にすることが可能な情報のマーケットをつくらなければいけないと。つまり「クローズド・マーケット」(※閉じられた、限定された市場のこと)をつくろうと。

 その「クローズド・マーケット」の無くてはならない情報提供のあり方として、このたび、サロンの皆様がその構成メンバーとなる「会員制」の組織を立ち上げることにしました。その組織の名を「BBcom プレミアム 倶楽部」といいます。業界初のクローズド・マーケットによる会員組織です。

 どうか、会員制組織だからこそ発信できる、本当に価値ある情報の数々をお確かめください。

 これを機会に、あなたも「BBcom プレミアム 倶楽部」にご加入くださり、繁栄へと確実に階段を登る第一歩を踏み出していただきたいと希望いたします。


株式会社ビービー・コム
代表取締役 鈴木 勝